昔から海外で働いてみたいなと思っているんだけど、なかなかふんぎりがつかないな。海外転職する前に、どういった職業があるのかしりたいな
今回は、こういった悩みに答えます。
この記事では、実際に私が新卒で入った会社を3年で辞め、27歳で海外に転職した経験をもとに、海外転職の職種について解説していきます。
この記事を書いている私は、大学生の時に海外で働きたいと思うようになりました。新卒ではいった会社では海外勤務の可能性はないと判断し、3年で辞め、海外に転職しました。その後、日本に戻りメーカーの海外営業職を経て、現在は、シドニーに海外駐在員として働いています。TOEIC935, IELTS6.5点です。
目次
■海外転職で稼ぐスキルを身に着けるには、職種選びが全て
結論として、海外転職で稼ぐスキルを身に着けることが出来る職種は、次の通りです。
①マーケティング
②営業
③経営者（管理系の職業）
現在、私は、シドニーで海外駐在員として働いている僕ですが、明日から仕事を失ってもあせりません。その理由は、仕事を失ってもスキルはなくならないからです。
具体的なスキルとは、海外での現地法人経営スキルや海外営業経験です。こういったスキルがあれば、日本にある日系企業ではこういったスキルをもっている人材を探している会社は必ずあります。
なぜなら、日系企業が売上を上げていく一つの手段として、海外に販路を広げることがおおいからです。日本は経済成長も低迷していますし、人口増加も期待できないからです。
こういった海外に販路を広げたい日本企業は大企業から中小企業まで数多くあります。これらの企業が欲しがるスキルをもった人材になれるのが上記の職種です。
順番に解説していきます。
①マーケティング
マーケティングの言葉自体が幅広いですが、ここでいうマーケティングとは、何かの製品を販売する為に、市場調査をして、どのような販路で、どのような価格で、販売していくかということを企画できる職種です。
海外において、新規製品の市場での立上げやもしくは、新しい国への新規参入などを経験できれば、まさに日系企業から欲しい人材のスキルを身に着けることができるのではないでしょうか。
具体的なわかりやすい日系企業としては、カルビーとかの食品メーカーですね。日本国内ではもう市場シェアを確保できているので、国内だけでは、大きな売上増は見込めません。。その為、海外のあらゆる国へ進出し、海外のお菓子市場等に参入することで売上を上げていこうとしています。
□体験談
私は、シンガポールでドイツの半導体のメーカーで働いたことがあります。職種的には、代理店営業でしたが、その時に、ある特殊用途向けの半導体の売上を東南アジア市場で上げる為に、ターゲットの国での市場調査を行い、ターゲット顧客をピックアップし、どのように販促をしていくのかということを代理店と一緒になって一つのプロジェクトとして推進した実績があります。マーケティングのみの職種を海外で探すのは多くはありませんが、営業職に間口を広げても、このようなマーケティングの経験は積むことができます。
②営業
営業といっても幅広いですが、ここでいう営業は、顧客や代理店などに対し交渉しながら売上をあげることができる職種です。
顧客に対する何かの製品の直接営業でしたら、製品のプレゼンから仕様打合せ、価格交渉、そして注文書受領から代金の回収まで、交渉の連続ですよね。これらを海外で且つ文化のちがう外国人とするというスキルや経験を身に着けることができます。
販売代理店の営業でしたら、年間の購入量を含んだ、代理店契約書の交渉や締結、販売戦略の立案、定期的な代理店に対する営業トレーニングや営業打合せなど、海外において、販売代理店をどのように動かし、売上を上げていくかのスキルや経験を身に着けることができます。
□体験談
私がシンガポールのドイツ半導体メーカーで働いていた時は、代理店営業担当ということで、代理店8社程度を私ともう一人の担当と一緒に2人で担当していました。代理店を動かし、売上を上げていく為に、具体的には、5ヶ年の販売目標計画策定、年一回の全代理店を集めたコンファレンス、四半期ごとのビジネスレビュー、展示会出展、協同販促活動など、を行ってきました。海外で比較的大手のメーカーに転職するとこういう代理店営業が経験できます。
③経営者（管理系の職業）
経営者と書きましたが、海外の現地法人の社長業に限らず、海外の会社で管理系の職種です。具体的には、現地法人の経営管理、財務諸表作成、人材採用など、会社の運営に欠かせない職種ですね。
こういう職につくことができれば、海外で現地法人を運営していくノウハウやスキルを身につけることができます。
経営という職はハードルが高いなとおもうかたは、例えば、ある部署やチームのリーダーになれるような職であれば、海外でチームリーダーとして外国人をまとめてプロジェクトを遂行してきたマネージメントスキルを得ることができます。
□体験談
現在、私は日系企業のオーストラリア現地法人で経営職につくことができています。幸運にもこの現地法人の立上げから関わることができたことで、現地法人の設立登記から、会社を運営していく一連の流れを経験することができております。
■稼ぐスキルを身に着ける近道は、海外転職をすること
稼ぐスキルを身につける為の近道は、他のひとと違うことをすることです。
同じ職種でも、それを日本ですることと、海外ですることでは、まったく得られるスキルが変わってきます。例えば、営業職をとっても、日本国内には、営業職の経験者は山のようにいます。いまのままではその中のひとりとして埋もれてしまいますが、しかし、海外で実際に営業経験を積んだひとはどうでしょうか。圧倒的に海外でそのスキルを得れれば少数派になれますし、転職市場で需要のある人材になることができます。海外で自分で頑張って得たスキルが役にたてれば嬉しいですね。
現在、自分自身に自信がなく、もっと将来スキルを身に着けて、活躍したいと思っている人は、海外転職もひとつの手段です。
■まとめ
結論として、海外転職で稼ぐスキルを身に着けることが出来る職種は、次の通りです。
①マーケティング
②営業
③経営者（管理系の職業）
海外に販路を広げたい日本企業は大企業から中小企業まで数多くあります。これらの企業が欲しがるスキルをもった人材になれるのが上記の職種です。
同じ職種でも、それを日本ですることと、海外ですることでは、まったく得られるスキルが変わってきます。圧倒的に海外でそのスキルを得れれば少数派になれますし、転職市場で需要のある人材になることができます。
海外ではたらきたいなという思いをずっともっていて、なかなかふんぎりがつかないひとは、この機会にまずは、転職エージェントに登録してみてはどうでしょうか。実際に求人情報に触れ、自分が海外で働いている姿を想像することで、なりたい自分になることを決断することができるかもしれません。
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