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【海外移住・働く】新卒でも大丈夫ですか?職歴は必要?【就活大学生向け】

大学生の人の中には、大学卒業後は、日本を脱出し、海外で働きたいと思っているひとも多いのではないでしょうか。

 

今回は、新卒でも海外移住して海外で働くことは可能なのか?

 

について、解説していきます。

 

この記事を読むことで、大学卒業後すぐに、海外で働くことができるのかどうか、

 

また別の選択肢もあることがわかります。

この記事を書いている私は、新卒で入社した会社を3年で辞め、27歳の時に、シンガポールに海外移住しました。

 

シンガポールに7年住んだ後、日本に再転職しました。

 

そして現在は、その再転職先の日本本社から、オーストラリアの現地法人に海外駐在員として派遣されています。

 

シンガポールとオーストラリア両方で永住権を取得しました。

 

TOEIC935点, IELTS6.5点です。

■【海外移住・海外で働く】新卒でも大丈夫ですか?職歴は必要?【就活大学生向け】

結論としては、海外移住先のビザ事情によります。

 

まず、海外移住して海外で働くには、その国の長期滞在ビザを取得する必要があります。

 

この長期滞在できるビザのひとつが、その国の政府が発行する就労ビザとなります。

 

新卒の人がこの就労ビザを取得するのには、ハードルが、2つあります。

 

ハードル①現地の企業に採用されること

 

ハードル②就労ビザがおりるかどうか

ハードル①現地の企業に採用されること

その現地の企業が、現地人ではなく、外国人であるあなたを採用すると、

 

その現地企業は、追加の費用がかかります。それは、

 

1.就労ビザ申請費用

就労ビザを取得する為の申請費用です。

 

健康診断費用なども含んだ就労ビザ申請費用は、外国人を雇用する現地企業が支払うことになっていますので、この申請費用が企業側の追加費用となります。

 

就労ビザ申請費用は、国によって違いますが、例えばオーストラリアでは、5,000ドル程度(40万円程度)となります。

 

2.就労ビザの条件に最低賃金があり、それは現地人採用よりも高い

この就労ビザには、最低賃金が定められていることがあり、この最低賃金は、現地人の最低賃金よりも高くなっています。

 

例えば、シンガポールでは、エンプロイメントパスと呼ばれる就労ビザには、最低賃金の条件があります。

 

その最低賃金は、最近変更となり、最低月給4,500ドル(約40万円)へと引き上げられました。

 

現地企業側にとっては、現地人を雇用したほうが、給料を抑えることが出来ますので、

 

それ以上のメリットを見せて外国人として現地企業から採用される必要があります。

 

ハードル②就労ビザが承認されるかどうか

現地企業から採用され、その現地企業から国に対し就労ビザを申請しても、

 

就労ビザが承認されるかどうかは、その国次第です。

 

国によっては、就労ビザの条件として、その分野での職歴を必要とするもののありますし、

 

なぜ現地人を採用せず、外国人を採用するのか、理由を明確に証明させる国もあります。

 

多くの国で、自国民の雇用が最優先となっていますので、

 

外国人がその国で職を得るには、なにか特別な才能があったほうがいいのです。

 

ですので、新卒の人が、海外移住し、その国で職を得られるかどうかは、ビザ事情によりますし、職歴がないといけない場合もあります

 

■日本で職歴を積んでから、海外移住するメリット

こういったビザ事情により、日本で就職し、職歴をつけてからのほうが、海外移住できる可能性が高まります。

 

それ以外にも、日本で就職し、その会社で職歴をつけてから海外移住すると、

新卒で海外移住するときと比較し、このようなメリットがありますのでみていきましょう。

 

1.日本で新卒で入った会社に数年いることで、信頼度が格段にアップする

 

2.即戦力で働ける

1.日本で新卒で入った会社に数年いることで、信頼度が格段にアップする

日本の会社では、新卒採用をして、定年までその会社で働くことを想定しているので、しっかりとした教育制度があります。

 

新卒で入社すると、新入社員教育をはじめ、先輩社員がつきっきりで、

社会人としての礼儀作法から仕事の仕方を教えてくれます。

 

営業マンであれば、営業の基礎からしっかりと身に着けることができます。

 

こういった環境から、日本で新卒で入った会社に数年いるだけで、

  • 社会人としてしっかりとした教育を受けている
  • その職種での基本的な能力はすでに教育されている

と思われるので、海外で転職する際に非常に有利になります。

 

2.即戦力で働ける

新卒でまだ社会で働いたことがないひとにとっては、

 

仮に現地の会社に入社しても、なにをしていいかわからず、

 

マンツーマンで教えてもらいながら働くようなことになるのではないでしょうか。

 

一方、日本で数年働いた経験があれば、海外ではたらくことは初めてだとしても、

 

心に余裕ができますし、その会社で即戦力として活躍できる日も近いと思います。

 

■就労ビザ以外の方法で海外移住して海外で働く方法

就労ビザ以外で、新卒のひとが海外移住して海外で働く方法としては、この2通りがあります。

 

①ワーキングホリデービザ

 

②学生ビザ

①ワーキングホリデービザ

日本が協定の結んでいる特定の国のみとなりますが、

 

観光、就労、就学の3つができるワーキングホリデービザを取得して海外移住する方法です。

 

しかしこのビザは、期限が1年しかありません。

 

ですので、その国で住んで働いてみたりする体験を得るにはよいと思います。

 

そして、この1年のビザが終わったあとは、

 

その国にそれ以上滞在はできませんので、日本に戻ることになります。

 

戻った後、日本で第二新卒として就職活動することも事前に考えて行動しましょう。

 

②学生ビザ

現地の語学学校や大学に通うことで学生ビザが取得できます。

 

海外に移住し、学生をしながら、就職できるチャンスをうかがうことも選択肢としてはあります。

 

ただ、職歴ができるわけではないので、現地の会社に就職できるかどうかは疑問です。

 

こうみていくと、大学生であれば、日本で新卒で就職し、

 

スキルを習得してから海外移住を狙っていっても遅くはないのかなと私は思います。

 

■どうしても新卒で海外移住したい人

ただ、どうしても新卒で海外移住し、現地企業に就職して、海外で働いてやるぞ!

 

という強い決意や意思をもっているひとは、まずは現地の採用事情の情報を収集することをお勧めします。

 

実際、私がシンガポールで7年間住んでいた中で、

 

新卒でシンガポールで働いていた日本人に数人あったことがありますので、無理ではない

 

のです。

 

ただ門戸は間違いなく狭いです。

 

私も以前使ったことのあるJACというリクルート会社は、海外就職に強く、多くの拠点が海外にあります

その為、いろいろな国の採用事情を聞けると思います。

 

まずは、JACで無料相談をしてみてはいかがでしょうか。リンクはこちらです。

 

JAC Recruitment

 

既に行きたい国が決まっているひとは、その国の就職エージェントにコンタクトしてみてはいかがでしょうか。

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■まとめ

・結論としては、海外移住先のビザ事情によります。

新卒の人がこの就労ビザを取得するのには、ハードルが、2つあります。

 

ハードル①現地の企業に採用されること

ハードル②就労ビザがおりるかどうか

 

・日本で就職し、その会社で職歴をつけてから海外移住するメリット

 

1.日本で新卒で入った会社に数年いることで、信頼度が格段にアップする

2.即戦力で働ける

 

・就労ビザ以外の方法で海外移住して海外で働く方法

 

①ワーキングホリデービザ

②学生ビザ

 

・大学生であれが、日本で新卒で就職し、スキルを習得してから海外移住を狙うのでも遅くはない

 

ただ、どうしても新卒で海外移住して現地企業に就職してやるぞ!という強い決意と意思のあるひとは、

 

まずは現地の採用事情の情報を収集することをお勧めします。

なぜなら、実際に新卒で海外で働いていたひとにあったことがあるので、無理ではないのです。

 

海外就職に強いJAC Recruitmentで無料相談してみてください。

 

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tana

たなかけ夫婦の夫です。シドニーに住むサラリーマンで、英語ゼロ、20代で海外就職して以来、キャリアの大部分を海外で過ごしてきました。過去11年間はシドニーに在住し、それ以前は7年間をシンガポールで過ごしました。シンガポールとオーストラリアで永住権を取得し、英語はTOEIC935点、IELTS6.5点になりました。休日は、子供たち3人のイクメンです。

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