海外移住

海外移住の実践方法【憧れから実現する為の4通りの方法】

海外移住に対して憧れをもっているひと向けに、海外移住の実践方法について解説します。

 

この記事を読むことで、海外移住が憧れではなく、現実に近づくことができる実践方法をしることができます。

 

この記事を書いている私は、

 

今までに2通りの方法でシンガポールとオーストラリアへの海外移住

 

を実現させてきました。

■海外移住の実践方法【憧れから実現する為の4通りの方法】

海外移住したくても、なかなか踏み込めないひとも多いのではないのでしょうか。

 

海外移住を憧れから現実にするための実践方法の4通りはこの通りです。

 

①海外現地企業へ転職

 

②日本の海外駐在の可能性がある会社へ転職

 

③ワーキングホリデーを利用して海外へ移住

 

④学生ビザを利用して海外へ移住

 

順に解説していきます。

①海外現地企業へ転職

海外移住に際しては、滞在ビザと収入源を確保することが必須です。

 

海外の現地企業へ転職することで、この両方を得られます

 

ただ、海外の現地企業への転職は、日本人にとって非常にハードルが高いです。

 

理由は、その現地の会社が、わざわざ現地人ではなく、言語の壁がある外国人(日本人)を雇用するには、その人が、よほど特別なスキルがないと検討されません。

 

特別なスキルがあるひとはいいですが、それがないひとはどうするかというと、日本人(日本語)を武器に転職活動をすればよいのです。

 

いわゆる、現地で日本人もしくは日本語を話せる人材を探している会社に転職するのです。

 

これには3通りあります。

1.日本本社の海外現地法人が日本人を求人している場合

 

2.現地在住の日本人が設立した会社で日本人を求人している場合

 

3.現地企業もしくは外資系企業で日本人を求人している場合

 

 

 

1.日本本社の海外現地法人が日本人を求人している場合

日本本社の会社が海外へ進出した際に設立した現地法人のことです。

 

日本本社から海外駐在員を派遣するのに加え、現地でも必要に応じ、日本人を雇用している場合がよくあります

 

なぜ日本人が必要かというと、日本本社と日本語でやり取りする必要があることや、現地の日本人顧客対応のためという場合が多いです。

 

 

2.現地在住の日本人が設立した会社で日本人を求人している場合

現地在住の日本人向けに何かサービスを提供している会社は、現地在住の日本人が設立した会社が多いです。

 

例えば、海外には無料の日本語情報誌がよくありますが、こういった会社は、現地在住の日本人が設立し提供している場合がほとんでです。

 

そのほかには、日本人向け診察所とか、日本食品スーパー、人材会社とかですね。

 

なぜ日本人が必要かというと、社内で日本語が必要か、現地の日本人顧客対応のための場合が多いです。もしくは、同じ日本人のほうが信頼があるからとうこともあります。

 

 

3.現地企業もしくは外資系企業で日本人を求人している場合

これはいわゆる現地企業もしくは、

 

有名なところでいうと、マイクロソフトやグーグルなどのグローバルな外資系企業の現地企業が、日本人を求人している場合です。

 

なぜ日本人が必要かは、日本市場を対応する部署がその現地にあるか、現地の日本人顧客を対応する人が必要な場合が多いです。

 

例えば、マイクロソフトは、シンガポールに日本市場も対応する部門があり、

 

その部門では、日本とのやりとりが必要となるため、多くの日本人が働いていました。(現在は不明です)

 

このように、現地で日本人の求人を探せば、現地企業に転職することのハードルは大きく下がります。

 

□体験談

私の場合は、今まで2通りの方法で、海外移住を実現させてきましたが、そのうちの一つがこの方法です。

 

私は、新卒で入社した会社は、海外勤務の可能性がないとわかり、3年で退職し、27歳でシンガポールに海外転職しました。

 

この時の転職先が、上の2にあたる、現地在住の日本人が設立したマーケティング会社でした。

 

なぜ日本人を求人していたかというと、日本人顧客に対する営業だっかからです。

 

当時は、海外勤務経験も英語力ありませんでしたが、

 

日本語を武器に転職先をゲットできました。

 

 

②日本の海外駐在の可能性ある会社へ転職

日本にある日本本社の会社に入り、その会社の海外現地法人に海外駐在員として派遣されるケースです。

 

この場合のメリットとデメリットはこの通りです。

 

1.メリット:

 

海外勤務に対する準備や滞在の費用を会社が負担してくれる

 

就労ビザ取得、引っ越し、医療保険、現地社宅、車等

 

2.デメリット:

 

海外勤務できるかわからない

 

海外勤務できても3年~5年任期で日本へ帰国

 

海外勤務できると非常に待遇もよく、いいのですが、

 

海外勤務できるかどうかを自分でコントロールできないところがリスク大です。

 

こういった会社へ転職した場合は、募集要項に海外勤務可能性ありと書かれてあるでの、

 

そういう求人を選んで受けてみてください。

 

ただ、海外勤務可能性ありの求人は、英語力もそこそこ求められる場合がありますので注意が必要です。

□体験談

私の場合のもう一つの方法がこの方法でした。

 

シンガポールで海外経験と英語力を身に着けたあと、帰国し、日本本社のメーカーに転職しました。

 

転職した理由は、その会社の海外営業部での採用であり、将来海外勤務の可能性があったからです。

 

その会社で入社後、目標通り、1年半後に海外勤務をすることができております。

 

③ワーキングホリデーを利用して海外へ移住

ワーキングホリデービザを利用して、海外へ移住することも可能です。

 

ただし、基本1年の期間限定(延長できる制度もあり)ですし、年齢制限もありますので、

 

あくまで、海外移住先として興味のある国の事前確認と

 

その国での移住方法を模索する目的でこのワーキングホリデーを利用するといいのではないでしょうか。

 

・年齢制限:18歳から30歳まで

 

・渡航先:オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダの26か国です。

 

・期間:1年間(延長できる制度あり)

 

 

④学生ビザを利用して海外へ移住

海外で移住できるビザとしては、学生ビザがあります。

 

大学から語学学校などの学生の間は、その国に住むことができますが、学生が終了するとビザもなくなります。

 

ワーキングホリデービザ同様、学生ビザも、あくまで、

 

海外移住先として興味のある国の事前確認とその国での移住方法を模索する目的で利用するのがいいのではないでしょうか。

 

現地の大学を卒業を目指しているひとであれば、そのまま現地企業に就職し、就労ビザへの切り替えが狙えます。

 

■滞在ビザの取得とアップグレード

海外移住するには、その国のなんらかの滞在ビザが必要になります

 

国によってもちろん違いますが、このようにわけることができます。

 

短期
・学生ビザ

・ワーキングホリデービザ

 

長期
・就労ビザ(ビジネスビザ)

 

永住
・永住権

 

そして、海外移住者が最終的に取りたいビザは、その国の永住権となります。

 

ただ、永住権はいきなりとれません。

 

まずは、就労ビザ(ビジネスビザ)で何年かその国で働いたのちに、永住権を申請できる権利が得られる場合がほとんどです。

 

就労ビザで十分ではないですかという意見もありますが、就労ビザはあくまで働いている会社がスポンサーとなって発行されてますので、

 

その会社を退職すると就労ビザもなくなってしまうのです。

 

それが永住権が取得できれば、その会社を退社しても、永住権は残りますので、滞在ビザの心配がいらなくなります

 

そのため、就労ビザでまずは、その国に移住し、移住を安定化させるために、かならず永住権を取ることを忘れないでください

 

■まとめ

・海外移住を憧れから現実にするための実践方法の4通りはこの通りです。

 

①海外現地企業へ転職

 

②日本の海外駐在の可能性ある会社へ転職

 

③ワーキングホリデーを利用して海外へ移住

 

④学生ビザを利用して海外へ移住

 

・海外現地企業への転職は、日本人であることを武器にすればハードルが下がります

 

1.日本本社の海外現地法人が日本人を求人している場合

 

2.現地在住の日本人が設立した会社で日本人を求人している場合

 

3.現地企業もしくは外資系企業で日本人を求人している場合

 

・海外移住するには、その国のなんらかの滞在ビザが必要になります。就労ビザから始め、最終的には、永住権を目指してください

 

就労ビザは、その会社がスポンサーなので、その会社を退職すると就労ビザもなくなってしまうからです。

 

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tana

たなかけ夫婦の夫です。シドニーに住むサラリーマンで、英語ゼロ、20代で海外就職して以来、キャリアの大部分を海外で過ごしてきました。過去11年間はシドニーに在住し、それ以前は7年間をシンガポールで過ごしました。シンガポールとオーストラリアで永住権を取得し、英語はTOEIC935点、IELTS6.5点になりました。休日は、子供たち3人のイクメンです。

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