未経験だけど海外転職したい人「未経験から海外に転職したい。海外という大きな市場で自分に挑戦したい、そして活躍したい。しかし、自分は、海外は完全に未経験だし、はたして転職などできるのだろうか、経験者の人の話をききたいな」
こういった疑問に答えます。
この記事をかいている私は、大学時代に海外で働きたいと思うようになり、大学時代から、英語を勉強してきました。
新卒で入った会社では海外勤務の可能性はないと3年で見切りをつけ、27歳の時に、シンガポールへ海外転職しました。
英語力を身につけた後、日本に戻りメーカーの海外営業職に転職しました。その後、その会社の海外駐在員としてシドニーで働いております。TOEIC935 IELTS6.5 です。
目次
■海外未経験でも海外転職は可能
結論として、未経験でも海外転職は可能です。
何故かというと、日本での職務経験が海外での転職先でも生かせるからです。
□体験談：
私は、大学を卒業し、新卒で日本の専門商社に営業マンとして入社しました。
3年間の実務経験のみで海外シンガポールの現地日系企業に現地採用で転職することができました。
なぜなら、現地の日系企業は、同じく現地の日系顧客を相手に営業をしており、日本で私がやっていた同じような営業活動を現地でできる人材を探していたからです。
□よくある質問：営業職以外の職でも海外転職は可能でしょうか。
営業経験はないので、他の職種でも海外転職は可能なのかどうかと疑問があるとおもいます。
結論としては、営業職以外の職でも海外転職は可能です。
なぜなら、日本にある日系企業での同じ職種が、現地の日系企業でも必要になりますので、求人数の多い少ないはありますが、営業職以外の職でも求人があるからです。
私は、現在シドニーで日系企業の海外駐在員として勤務しておりますが、現地の日系企業は、ほぼ日本人が社長が務め、その秘書やまた各部署には日本人を配置している会社が多く、多くの日本人が幅広い職種で働いています。
特に日系のいわゆる大企業の海外現地法人に多くの日本人が働いています。
日本本社から派遣される海外駐在員もいますが、シドニーの場合は、現地採用の日本人が多いので、そのポジションではチャンスがあります。
□よくある質問：英語力はどの程度必要ですか？
英語力はどの程度の必要なのかといった疑問があるとおもいますが、英語力があれば、職の選択の幅は広がりますが、なくても海外転職は可能です。
なぜなら、現地日系企業への海外転職は、英語力よりも職務経験だからです。
私が実際にシンガポールで現地採用の職を得たときは、ＴＯＥＩＣが400点程度しかありませんでした。
面接は日本人の社長と行い、英語は一切しゃべりませんでした。日本でどんなことをしてきたか、今後どういったことをしたいかで採用を得ることができました。
■海外未経験から海外転職する手順を解説
結論としては、すぐに転職エージェントに登録することです。
長期的な計画を立てている人は、自分の職務経験を積むことや、スキル磨きをしてから実行してもよいとおもいます。
しかし、現状に満足しておらず、海外転職するか迷っているひとであれば、いますぐ行動することをおすすめします。既に海外転職したい国がきまっているのであれば、現地にある転職エージェントに直接登録する方法もありです。
私が、海外未経験から海外転職をしたきっかけは、その当時の会社では一生海外への転勤の可能性はないなとわかってきて、もやもやしているときに、あるきっかけでシンガポールで現地採用で働いている日本人女性から現地の話を聞くことができたからです。
シンガポールでは多くの現地採用の日本人の職があること、未経験でもチャレンジできる土俵があることを聞き、すぐに転職エージェントに登録しました。
ただ、その当時働いていた会社はほんとうに今では、ブラック上司とよばれるような厳しい上司だったので、休みが取れる状況ではありませんでした。
その為、ゴールデンティークの祝日を利用し、その5日間で絶対に仕事をきめてくるとの決意でシンガポールにいきました。
事前に転職エージェントには、この期間にできる限りの多くの面接を入れてもらうように依頼していました。
シンガポールで実際に面接を行い、その決意通り、その5日間で転職先の会社を決めて日本に戻ってきました。
そして6月末でその新卒で入社した当時の会社を退社し、7月からシンガポールで働き始めた経験があります。
行動してほんの2か月程度で人生が変わりました。
なので、繰り返しですが、すぐに行動することをお勧めします。
■企業を選ぶ際のポイント
３パターンで解説します。
パターン①これを機に違う業界を目指したいひと
パターン②今迄の経験を更に伸ばしたいひと
パターン③海外転職に挑戦できればＯＫのひと
パターン①これを機に違う業界を目指したいひと
就職活動で失敗した人は、本当にいきたかった業界をこの機会に目指せます。
理由としては、海外では日本人求人市場は小さいですが、相対的に求職者も少ないです。企業側は業界経験者で且つおなじ職務経験があるひとがほしいのですが、そう簡単にみつかりません。
その場合、同じ職務経験（営業、総務、デザイナー等）がある人を優先する為、業界経験に対するハードルは低いからです。
私の場合は、日本では、電子部品・半導体業界の営業を3年しておりました。
その当時、広告・マーケティング業界に興味があった為、まったく違う業界ですが、その業界の会社を数社面接を受け、合格することができました。
転職エージェントからは、同じ業界の同じ職種を受けるようにいわれますが、自分の人生なので、自分のいきたい、挑戦したい業界や職種を選んでみてください。
パターン②今迄の経験を更に伸ばしたい人
結論としては、小さめの会社をおすすめします。
理由は、日系企業の海外現地法人のなかには、日本では大きい会社でも現地ではまだ社員数名の会社も多いです。
そういう会社は、一人一人の職務内容も幅広く、責任も大きい為、自分自身の経験を更に伸ばしたい人や、今までの職務経験の幅を超えて成長したいひとに向いているからです。
私は、当初海外転職をして3年間で自分自身に能力をつけて、一旦日本に戻り、日本企業の海外駐在員になるという目標を立ててました。
3年間という限られた時間の中で、自分にできるだけ多くの経験と能力をつけたい為に、10人程度の会社に転職をきめました。
パターン③海外転職に挑戦できればＯＫ
大きめの会社を狙うのをおすすめします。
何故かというと、求人件数が多いからです。
大手の日系現地企業は、10-20人規模で日本人が働いており、絶えず求人をしている会社もあります。
外資の大きい会社でも、日本市場をターゲットにしてる部署（日本人部署）は日本人が10-20人働いている会社もあるので、そういう会社の職に挑戦することをおすすめします。
まとめ：未経験からの海外転職はおすすめします。
記事のポイントまとめ
・未経験でも海外転職はできます。
・転職するには、すぐに転職エージェントに相談すること
・海外では、自分にあった企業選びが可能です。
というわけで、未経験でも海外転職は挑戦できますので、まずはトライしてみてください。
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