昔から海外で働いてみたいなと思っているんだけど、海外転職は英語がはなせない人にはできないっていわれてるけど、本当なのかな?
今回は、こういった悩みに答えます。
この記事では、実際に私が新卒で入った会社を3年で辞め、27歳で海外に転職した経験をもとに、海外転職は英語が話せないひとにはできないのかどうかを解説します。
この記事を書いている私は、大学生の時に海外で働きたいと思うようになりました。
新卒ではいった会社では海外勤務の可能性はないと判断し、3年で辞め、海外シンガポールに転職しました。
その後、日本に戻りメーカーの海外営業職を経て、現在は、シドニーに海外駐在員として働いています。TOEIC935, IELTS6.5点です。
目次
■海外転職は、英語が話せない人には出来ないという嘘
結論として、海外転職は英語が話せない人でも出来ます。
理由としては、海外でも英語が要求されない職種や仕事があるからです。
私の実体験から解説します。まずはシンガポールから。
私は、新卒で入社した専門商社の会社を3年で辞め、シンガポールに海外転職しました。
シンガポールには2002年~2009年の7年間いました。この滞在期間の間でいろいろな人にあいましたが、英語が話せない人でも海外転職できていた職種を7つ紹介します。
シンガポールで英語が話せない人でも海外転職できていた職種
1.日本語情報誌のデザイナー・記者・営業職
シンガポールに限らず、日本人が多く住む国では、無料の日本語情報誌が必ずあります。
これは、現地に住む日本人が会社を経営していて、従業員はほとんど全員日本人のところが多いです。
情報誌を発行するには、情報誌をデザインするひと、記事を書く人、そして、その日本語情報誌に載せる広告を取ってくる営業が必要です。
日本語情報誌に掲載されている広告は、日系企業や日系のレストランなどのサービスを宣伝する広告です。
その為、広告営業職の営業先は、日系企業や日本人顧客になりますので、基本的に英語が話せなくても転職できます。
現在、日本でデザイナーや記者とかをしているひとも、英語が話せなくても海外転職できます。
2.コールセンター
シンガポールに限らず東南アジアには、このコールセンターを運営する会社がある国が多いです。
このコールセンター会社とは、日本にある日本企業の顧客問合せ業務、例えば製品の問い合わせ対応、苦情対応などを代行で請けおっています。
日本の顧客が電話した先が、転送されて、東南アジアにあるこのコールセンターの会社に繋がるのです。
ですので、日本にいる日本人顧客からの電話対応となりますので、英語が話せなくても転職可能できます。
日本でコールセンター業務していたひとはもちろん、英語が話せなくても、未経験でも海外転職できます。
3.ホテルの日本人顧客担当
日本の旅行会社のツアーでよく使用されるホテルには、日本人がホテルで日本人顧客専任担当として雇用されています。
仕事内容としては、日本からくるツアー客対応で、現地での質問対応や現地ツアーのアレンジ等となります。
日本からくる日本人顧客担当になりますので、英語が話せなくても転職は可能です。
ホテルやサービス業界で働いていたひとには、最適ですね。
4.日系企業の営業もしくは日本語対応業務
海外転職では求人が多いのが、現地の日系企業の営業担当やその他の秘書、営業事務、日本人対応窓口等の日系企業内の職種です。
営業担当にしても日本人顧客担当となりますので、英語が話せなくても、転職は可能です。
日本で企業で働いていたひとは、今迄の職務経験が海外でもそのままいかせます。
5.日本人幼稚園の先生
シンガポールには、日本人幼稚園があります。
そこで働く先生は、幼稚園教諭免許が必要になりますが、英語が話せなくても大丈夫です。
日本で幼稚園で働いていた人は、英語は話せなくても海外転職できます。
6.美容師
シンガポールに限らず、日本人が多く住んでいる国では、日本人経営の美容室があります。
そこでは、日本人の美容師が働いています。英語ができなくても、美容師の技術で採用がきまりますので、英語ができなくても転職可能です。
7.日本食レストラン ウェイトレス、調理シェフ
海外では多くの国で、日本食レストランがあります。
日本人レストランでは、日本人のウェイトレスや料理人、シェフが働いています。日本人レストランでは、英語ができなくても求人していますので、英語ができなくても転職可能です。
次は、オーストラリアです。
私は、日本にある日本企業に2009年に転職した後、2011年にシドニーに海外駐在員として派遣されました。
現在もシドニーで働いています。英語が話せない人でも海外転職できている職種を7つ紹介します。
オーストラリアで英語が話せない人でも海外転職できていた職種
1.日本語情報誌のデザイナー・記者・営業職
2.ホテルの日本人顧客担当
3.日系企業の営業もしくは日本語対応業務
4.美容師
5.日本食レストラン ウェイトレス、調理シェフ
この1-5は、シンガポールと同じです。
6.マッサージ
多くはありませんが、日本人のマッサージや針師がいるお店があります。この職種は、この資格が必要になる場合もありますが、英語は話せなくても転職は可能です。
日本でマッサージで働いていて、海外で働きたいと思っている人は、是非詳細を調べてみてください。
7.車の販売会社やレンタル家具の日本人顧客担当
現地企業の車の販売会社の販売員やレンタル家具の日本人顧客営業担当でも、日本人の顧客をターゲットにしているので、基本的に英語ははなせなくても転職できていました。
以上 このように、シンガポールとオーストラリアの具体例として、英語が要求されない職種や仕事があるので、英語がはなせなくても多くの人が海外転職できていました。
■英語がはなせなくても、海外転職した理由
英語が話せなくても、海外転職してきた人の海外へ転職した目的は、おおまかにいうとこの4つだったと思います。
①海外で働いてみたかった(憧れ)
海外で働いてみたいという思いが昔からあったので、後悔しないように実際に行動した人
②キャリアアップ
海外で英語力やビジネス経験を積み、キャリアアップする為に海外転職した人
③海外移住(永住目的)
海外永住希望をかなえる為に、まずは海外転職してきた人
④現実逃避
日本の仕事がいやで、現実逃避で海外に逃げてきた人
今現在、このような理由で海外転職をしようと考えているひとは、現状から何かを変えようと行動しようとしている素晴らしい人ですので、英語がはなせないからという理由で行動を止めないでください。
英語が話せなくても海外転職は可能ですので。
■まとめ
結論として、海外転職は英語が話せない人でも出来ます。
理由としては、海外でも英語が要求されない職種や仕事があるからです。
英語が話せなくても、海外転職してきた人の海外へ転職した目的
①海外で働いてみたかった(憧れ)
②キャリアアップ
③海外移住(永住目的)
④現実逃避
海外転職を考えているひとは、現状から何かを変えようと行動しようとしている素晴らしい人ですので、英語がはなせないからという理由で行動を止めないでください。
転職エージェントに登録し、自分の希望する求人情報を伝えておけば、定期的にメールで海外の求人情報がもらえます。
海外の実際の求人情報を知ることで、自分が海外でどのようになりたいのか、いままで呆然と海外で働きたいなあと思っていたことが具体的にイメージできるかもしれません。
海外転職し、英語が話せるようになれば、みなからびっくりされます。
更に、海外で活躍できれば、みんなから尊敬されますし、今後の転職先にも困らなくなります。
海外ではたらいてみたいなあとずっと思っているかたは、是非この機会に行動してみてください。
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