転職回数が多いけれども海外へ転職したい人「転職回数が多いが海外へ転職したい。
海外という大きな市場に挑戦したい、そして活躍したい。しかし、自分は、転職回数が多いから、はたして転職などできるのだろうか、経験者の人の話をききたいな」
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、大学時代に海外で働きたいと思うようになり、大学時代から、英語を勉強してきました。
新卒で入った会社では海外勤務の可能性はないと3年で見切りをつけ、27歳でシンガポールへ海外転職しました。
英語力を身につけた後、日本に戻りメーカーの海外営業職に転職しました。その後、その会社の海外駐在員としてシドニーで働いております。
転職は計3回経験し、英語力はTOEIC935 IELTS6.5 です。
目次
■転職回数が多くても、海外へ転職可能?
結論として、転職回数が多くても、海外への転職は可能です。
何故かというと、海外では、転職してキャリアアップをすることが当たり前だからです。
□体験談:シンガポールでの転職
私は、27歳の時に日本で新卒ではいった会社を3年で辞め、シンガポールの現地日系企業に現地採用として転職しました。
その後、また6か月後にシンガポールのドイツ系企業に転職しました。
このドイツ系企業はシンガポールで2,000名の従業員がいるという大企業であり、その故、シンガポール内の非常に優秀な人材が集まっておりました。
その企業のマネージャー職についているひとはすべて転職を数回経験しており、ようやくその大企業のポジションを得た経歴のひとばかりでした。シンガポールで人が転職する理由は、下記2点でした。
①よいポジションにつく為
→大きな責任のあるポジションにつくためには、積極的に転職して様々な経験を積むことが近道だと考えるひとが多かったです。
担当者からマネージャー職、マネージャーからダイレクター職と転職することで役職を上げていくこと、営業職では、転職により担当エリアを増やしていくひとが多かったです。
例えばシンガポールエリア担当から、東南アジア担当、さらには、アジアパシフィック担当のようにです。
②給料を上げる為
→同じ会社にいて給料を上げていくことも可能ですが、大幅にアップさせるには、やはり転職することで可能となります。
私もシンガポールの現地日系企業からドイツ系企業への転職したことで給料が日本円で月に約12万円ほどアップした経験があります。
このようにキャリアをアップさせていくためには、転職することが当たり前となっている為、転職回数が多くても、海外への転職は可能です。
□よくある質問:転職した業界がかわってても問題ないですか?
「転職した業界がかわってても問題ないですか?」という疑問があると思います。
そういった疑問もあると思いますが、業界が変わっても大丈夫です。ただ、一貫して同じ職種もしくは似た職種のほうが評価されるとは思います。
例えば、私の場合は、電子部品・半導体専門商社→マーケティング会社→半導体会社→セキュリティ関連と業界は違いますが、営業という同じ職種で通してきました。
業界が違っても同じ職種であれば、評価されやすいと思います。
□体験談:逆に面接官としての見方
私は、現在シドニーの日系企業で海外駐在員として働いており、社長として現地企業の経営をしております。
その為、逆に現地人を採用する面接を何回も経験してきました。
人材紹介会社の担当者と候補者の履歴書を見ながら、まずは書類選考を進めていきますが、人材紹介会社のプロのひとの見る目としては、2-3年おきに転職を繰り返している候補者は、何か問題があると疑っております。
ひとつの仕事をある程度(5年程度)はやっているほうが書類選考では有利です。
また、同じ業界で同じ職種の転職経験があれば、キャリアアップの為に転職していると考えられることが多い為、その候補者の書類選考を突破する可能性があがります。
■転職回数が多くても、海外から日本へ転職可能?
「いま海外で現地採用としてはたらいているのですが、そろそろ日本へ帰りたい。
しかし、転職回数がおおいので、日本で転職できるか不安です。転職回数が多くても日本へ転職可能ですか」といった疑問があると思います。
結論としては、転職回数が多くても、海外から日本へ転職可能です。
理由としては、海外において転職回数が多いのは、日本にいる採用担当者も、理解している場合が多いからです。
私の場合は、日本で1社、シンガポールで2社、経験した時に、日本へ戻る為に転職活動をしました。
日本のメーカーの海外営業部に転職したかったので、海外営業部のみに応募しておりました。
海外営業部の人と最初に面接をするのですが、海外営業部に所属しているほとんどのひとは、海外に駐在していた経験があったり、海外で生活した経験があるひとで、海外の文化に精通しているひとが多いです。
その為、転職回数が3回ある私でも特に転職回数がおおいというような聞き方をされたり、不利な扱いをうけることはありませんでした。
ですので、海外から日本へ転職する際は、海外の文化に精通している人が多い会社や部門を目指すと、転職回数がおおくても不利になることはなく、転職することが可能です。
■転職回数が多い時の面接でのアドバイス
結論としては、志望動機につながる、一貫性をアピールすることです。
なぜなら、企業は一貫性のある人がほしいからです。
□候補者2名を比較してみる
例えば、候補者を下記の通りで比較します。
・Aさん 転職回数5回、職種同じ
・Bさん 転職回数3回、職種ばらばら
この場合だと、Aさんのほうが面接では通りやすい。
なぜなら、職種の一貫性をアピールできるからです。
さらに、なぜ転職回数を5回も繰り返しその職種をきわめてきたことを、その会社でやりたいことに結びつけて話すことができれば面接で通りやすくなります。
転職は、今まで何をやってきて、何ができて、何がしたいか。これを一貫性でアピールすることで面接は通り易くなります。
たとえば、私の場合は、将来的には、日本のメーカーの海外営業部に入り、世界に日本製品を広める仕事をすることが目標でした。
その為に、海外でその力を身に着ける為に、転職をしてきました。海外1社目の会社では、海外での営業活動の基礎を身に着けました。その後、営業エリアをシンガポールから東南アジアへ広げる為に転職をしました。
東南アジアにおける営業での経験を身に着けることができたので、最終的には、日本メーカー本社の海外営業部にはいり、全世界で日本製品を広める仕事をしたいという志望動機につなげて一貫性をアピールすることで、一部上場の日本メーカーの海外営業部に転職することができました。
ですので、面接では、転職回数が多くても、志望動機につながる、一貫性をアピールすることをお勧めします。
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