海外営業を目指す人「海外営業に必要なスキルを知りたい。これから海外営業を目指したいけど、どんなスキルが必要なんだろう?
必要な能力や海外営業になるまでの道のりを経験者から話をきいてみたいな。」
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、大学時代に海外で働きたいと思うようになり、大学時代から、英語を勉強してきました。
新卒で入った会社では海外勤務の可能性はないと3年で見切りをつけ、シンガポールへ海外転職しました。
英語力を身につけた後、日本に戻りメーカーの海外営業職に転職しました。その後、その会社の海外駐在員としてシドニーで働いております。TOEIC935 IELTS6.5 です。
海外営業のスキルや能力に関して、実体験に基づいて解説します。
目次
■海外営業で活躍する為に必要な3つのスキルとは【全て実体験から話す】
結論として、次の3つです。
①営業
②会計
③コミュニケーション
その①営業
まずは、国内で営業を経験し、会社の売上を上げる仕組みを理解することがおススメです。
何故かというと、営業は、今後海外営業で幅広く活躍をしていくうえで、基礎の部分だからです。
具体的に下記2パターンで解説します。
・パターン①日本国内の会社で海外営業職に就く場合
日本国内の会社で海外営業職に就く場合は、その会社の海外現地法人の支援や指導をする役目や、海外の代理店や顧客に対する営業活動やサポートすることになる場合が多いと思います。
日本から製品を販売、輸出、請求書を発行して売上を上げ、そしてお金を回収するという日本国内での営業と同じことを海外の現地法人や代理店に対しするということです。
ですので、国内で営業を経験し、一連の会社の売上の流れを経験しておけば、すぐに活躍できます。
私が日本の会社の海外営業職で入社した時は、海外と取引する際の輸出の流れや英語の契約書類作成など、新しく覚えないといけないことがいっぱいでしたので、営業部分は海外営業職になる前に経験しておいたことが非常に役にたちました。
・パターン②日系企業の海外の現地法人に勤務する場合
海外駐在員として、海外現地法人に派遣されて勤務する場合は、海外現地法人の経営や部署のトップとしてマネージメントをすることが求めらる場合が多いです。
私はいま実際に海外の現地法人に派遣されて現地法人の経営をしておりますが、会社の売上及び営業利益を上げていく為には営業活動をして売り上げを上げるしかありません。
営業経験があるおかげで、適切な施策をとれるとおもっております。
なので、営業は、今後海外営業で幅広く活躍をしていくうえで、基礎となる部分になりますので、営業を経験していることは非常に役立ちます。
その②会計
ざっくりと財務諸表を読めると今後の海外営業職で役立ちます。
理由としては、海外現地法人に派遣さえた場合に、財務諸表を理解することが必要になるからです。
海外駐在員として、海外現地法人に派遣されて勤務する場合は、海外現地法人の経営や部署のトップに加え、経理関係の部署に派遣される場合もおおいです。
経営職や経理関連は、不正が起こりやすいですので、現地人にまかせるよりも、本社から派遣した日本人に任せるほうがリスクがないからです。
経営職で派遣された場合は、月次で日本本社に財務諸表を説明しなけばいけません。
財務諸表自体は、会社の経理部や経理担当が準備するので、自分で財務諸表を作るスキルは必要はありませんが、理解するスキルは必要です。
財務諸表が理解できないと現地法人の状況が把握できないからです。
ですので、財務諸表を読めると今後の海外営業職で役立ちます。
まずは、簿記から始めてみてはいかがでしょうか。
その③コミュニケーション力
コミュニケーション力は海外営業で活躍するのに必要なスキルです。
理由としては、言語、文化、国籍などが違う顧客と信頼関係を築くのに必要だからです。
私は、日本国内で国内営業をまず経験しましたが、その時の大前提として顧客は嫌いな営業マンや信頼関係のない営業マンからはものは買わないからです。
海外営業でもこの大前提は同じです。顧客との信頼関係を築くのには、コミュニケーション力が重要です。
海外の顧客とコミュニケーションをとるには、一番早いのは、彼らと同じ言語でコミュニケーションをとることです。
そして、言語でのコミュニケーションを補完する意味で、パワポなど絵や図で書かれた、わかりたすい書面を顧客に見せたりするとコミュニケーション力がアップしたりするので、おすすめです。
日本国内の会社で海外営業職に就く場合で、その会社の海外現地法人の支援や指導をする場合は、相手が日本人の場合であれば、日本語なので、特に必要ありませんが、それ以外の場合は、顧客と同じ言語が出来ることが望まれます。
私の場合は、過去にシンガポールで7年、オーストラリアで9年、現地で海外営業をしてきました。
現地の公用語は英語ですので、英語をコミュニケーションで使用しています。
といっても最初から英語ができたわけではありません。最初はTOEIC400点ぐらいでしたので、コミュニケーションに非常に困りましたので、いつも資料を使って相手に伝わるように心掛けてきました。
英語ができないと海外営業ができないとは思いません、しかし、英語ができると役立ちます。
ですので、海外営業を目指す人は、英語の勉強も同時におすすめします。
■海外営業への近道は、行動することです。【目標実現力】
ざっくりいうと、目標を常にわすれずに、実現させる行動力をつけることが海外営業職への近道です。
理由としては、将来自分がなにをしたいのかを常に頭にいれて行動することで実現できるからです。
私の場合、海外営業をしたいと思ったきっかけは、大学時代に初めてアメリカに旅行したことです。
その際に、日本車が普及しているのに非常に驚き、メイドイン日本製品に非常に誇りをもったのを覚えています。
そして、その時に、将来、日本製品を海外に普及させることをしたいとおもったのがきっかけです。
その後新卒で入社した専門商社には、海外拠点がありましたが、新卒で配属されたのは名古屋営業所であったため、海外への転勤はまずないような状況でしたし、自分が海外拠点に配属されるようにアピールするものが何もありませんでした。
その為、まずは、自分自身で海外にいき、海外営業経験をつけよう、そして3年でかえってきて日本のメーカーで海外営業職を得ようと決意し行動しました。
結果、3年間の予定がが7年間に伸びましたが、7年後、日本でメーカーの海外営業職をゲットできました。
ですので、まずは、海外営業をしたいのであれば、そのことを常に頭にいれて行動することで実現することが出来ます。
当時、その海外生活中に読んだ “非常識な成功法則 神田昌典氏 ” には、目標を可視化して、自分に暗示をかけることで実際に達成してしまう。を読んで以来、これを継続しております。
海外営業を成功させるためだけではなく、人生において影響を与えてくれた本ですので、おススメします。
そして転職エージェントに相談もありだと思います。
このあたり詳しくは下記記事へどうぞ。
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まとめ
■海外営業で活躍する為に必要な3つのスキルとは【全て実体験から話す】
①営業
②会計
③コミュニケーション
■海外営業への近道は、行動することです。【目標実現力】
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