海外転職してみたい人「海外転職してみたいが、英語が話せなくても転職できるのだろうか、どのようにすれば、海外転職できるのだろうか。海外転職経験者の話をききたいな?」
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、新卒で入社した会社を3年勤めた後、英語は話せませんでしたが、シンガポールに海外転職しました。
その後、シンガポールで7年、シドニーで9年の海外勤務経験があります。現地採用と駐在員の両方を経験しております。
現在も、オーストラリアのシドニーで日系企業の海外駐在員として勤務しております。
この記事では、私の実体験をもとに英語が話せない私でも転職できた方法を解説していきたいと思います。
目次
■海外転職 英語が話せない私でも転職できた方法【実体験に基づき解説】
結論としては、英語が話せなくても海外への転職は可能です。
なぜなら、海外でも英語がそれほど必要のない職があるからです。
□体験談:実際に私が海外転職した流れ
私は、新卒で専門商社に入社し、そこで営業職として3年間勤務しました。
大学時代から将来は、海外で働きたいという願望があり、海外勤務の可能性がある会社に勤務しておりましたが、3年間働いたときに、将来この会社で海外に赴任できる可能性は低いなと感じるようになりました。
そうした時にシンガポールで現地採用として働いている日本人女性から、シンガポールでの仕事の話を聞く機会がありました。
シンガポールには、日系企業がいっぱいあり、その企業が現地で日本人を求人しているということを始めて知りました。
今迄、海外現地において日本人の求人があるということを全然知らなかった私は本当に驚きました。
当時私は、TOEIC400点程度で英語は話せませんでしたが、シンガポールで働こうと決意し、直ぐに現地の日系転職エージェントに連絡をしました。
そして、日本のゴールデンウィークの期間に初めてシンガポールに訪問しました。
約5日間の滞在中に転職エージェントが事前にアレンジしてくれた面接を実施し、無事にそのうちの一社の日系企業から営業職として内定をもらうことができました。
日本に帰国後、会社に辞表を提出し、1カ月程度引継ぎを実施した後、退社しました。
そして、シンガポールに住む場所を探す為、インターネットでシェアハウスを探し、仮の住まいを確保後、シンガポールに引っ越しをしました。
引っ越しといっても荷物は自分が持てる分だけ飛行機でもっていっただけです。そして、引っ越した数日後から無事に、海外転職した会社で働きはじめることが出来ました。
まとめ:実際に私が海外に転職した流れ
1.現地シンガポールの日系転職エージェントに登録(2社程度)
2.現地訪問(4-5日間)し、面接実施→内定獲得
3.日本の企業に辞表提出→1カ月程度引継ぎ
4.海外へ引っ越し、引っ越し数日後から海外転職先で勤務開始
□注意事項:入社日の交渉
現地の企業から内定をもらう際は、入社日が1-2か月後になることを伝えましょう。
実際に現会社に辞表を提出し、退社日が決まったら連絡をする旨をつたえれば大丈夫だと思います。
直ぐに働いてくれとか言われても、“もちろんすぐに働きたいのはやまやまだが、現会社にお世話になった分、迷惑をかけたくない”旨をつたえれば誠意のある人だと思われて入社日を待ってくれると思います。
■英語が話せなくても海外で狙える仕事
では、実際にどういった職が英語が話せなくても、海外で狙えるかということですが、私が実際にシンガポール7年、シドニーに9年住んだ中で考えられる、英語が話せなくても狙える仕事はこの8つだと思います。
1.日系企業の日本人顧客担当
海外には日系企業の現地法人が多くあります。例えば、トヨタオーストラリア、パナソニックオーストラリアとかです。
その日系企業の顧客が同じく日系企業であれば、顧客担当の営業職として日本人を採用しているケースがあります。
やはり、日本人顧客に対しては、日本人の営業マンが好まれるからです。日本語が話せる外国人でもいいんではないかという意見もありますが、やはり日本のビジネス文化を理解している日本人が必要とされています。
2.外資系企業の日本人顧客担当
海外には、外資系企業の現地法人も多くあります。例えば、マイクロソフトオーストラリアとかです。
そういった企業の中には、日本人顧客をターゲットにしている部署があり、その部署では日本人の営業マンが採用されています。
3.日本市場向けコールセンター
日本にある日本企業のコールセンター業務を請けおっている会社が海外にもあります。
コールセンターとは、顧客からの商品の問い合わせやクレーム処理などの電話対応する業務ですが、日本にいる日本人顧客が電話してくるので、日本人でしか対応できませんので多くの日本人が採用されています。
4.ホテルの日本人顧客担当
大手のホテルには、日本人の宿泊客に対するサービスとして、日本人顧客担当がいるホテルが多くあります。
仕事内容としては、受付かたインフォーメーション、ツアー手配等になります。
5.日本人向けツアーガイド
大手の旅行会社、例えばJTB等では、日本人向けツアーガイドとして、現地で日本人を採用しています。
日本人旅行者に対する空港でのお迎えから、ツアーガイドなどを担当する職です。
6.日本語の先生
海外には、日本語学校教室も多数あります。
現地の人に日本語を教える学校の、日本語の先生として働く仕事もあります。
7.日本の美容院やマッサージ
手に職がないといけませんが、海外にも日本人経営の美容院やマッサージがあり、そこでは日本人の美容師やマッサージ士が活躍しています。
8.日本食レストラン(飲食関連)
海外には、日本人経営や現地人経営の日本食レストランが多数あります。
そこでは日本人の料理人やウェイター/ウェイトレスが活躍しています。
□体験談:私が実際に海外で転職した仕事
私が初めてシンガポールでついた職は、1番の日系企業の日本人顧客担当営業マンでした。
日本人がシンガポールで作ったマーケティングの会社で、規模は小さく、営業は、日本人のみで私を含め2名だけでした。
顧客は大手日系企業で、日本人責任者に対する営業活動をしました。
その後、シンガポール内で転職しましたが、その転職先は、2番の外資系の日本人顧客担当営業マンでした。
ドイツ系の会社でしたが、既存の販売代理店が日系企業の為、その代理店に対する営業担当として日本人の私が採用されました。
■海外転職では、英語よりもやる気と行動力
このように海外では、英語が話せなくても転職可能な仕事が多数あります。
ですので、本当に海外で働いてみたい人は、英語が話せないからと海外転職をあきらめる必要はありません。
海外で転職をするには、私が一番最初に海外転職した時のように、やる気と行動力があればかならず成功すると思います。
海外で働いてみたいひとは、海外転職頑張って下さい。
私の場合は、現地の転職エージェントに連絡しましたが、日本にある転職エージェントでも海外転職の相談と紹介を行ってもらえますので、おすすめのリンクを貼っておきます。
日本にある海外転職に強い転職エージェントのおすすめ2社
・JAC Recruitment:海外の現地につよい転職エージェントです。
・Samurai Jobグローバル・外資系・ハイクラスの転職支援サービス
・DODA 大手転職エージェント
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