シンガポールに海外移住したいとずっとおもっているんだけど、実際の生活費はどのくらいかかるのだろう。
今回は、こういった悩みに答えます。
この記事を読むことで、実際に私がシンガポールに住んでいた時の1か月の生活費がわかります。
この記事を書いている私は、大学生の時に海外で働きたいと思うようになりました。
新卒で入社した会社では海外勤務の可能性はないと判断し、3年で辞めて、
海外シンガポールに転職先を探し、海外移住しました。
7年間シンガポールで働いた後、日本で日本メーカーの海外営業職に再転職しました。
現在は、その会社のオーストラリア現地法人に海外駐在員として派遣されて働いています。
シンガポールとオーストラリア両方の永住権を取得できました。
TOEIC935, IELTS6.5点です。
目次
■【1か月の生活費を大公開】シンガポールへ海外移住
現在、私はオーストラリアに在住していますが、
以前7年間シンガポールに在住していましたので、当時の生活費を公開します。
シンガポールにいた時期は、2002年から2009年迄で、当時は独身の27歳でした。
生活費を計算した項目はこの通りです。
この記事では、わかりやすくするため、”ドル”と書いていますが、シンガポールドルのことです。(1シンガポールドル=100円)
①家賃
②光熱費
③食費
④外食費
⑤その他
結論としては、
実際の1か月の生活費は、
3,290ドル/月(329,000円)~4,390ドル(439,000円)
順に解説していきます。
①家賃
シンガポールでは、シンガポール人は、HDBという公営住宅に住み、
日本人などの外国人は、コンドミニアムと呼ばれるマンションに住むのが一般的です。
HDBという公団住宅
一般的なコンドミニアム
コンドミニアムとは、ジムやプール、テニスコートなどの共用施設が充実した高級マンションになります。
ですので、基本的に家賃は高いです。
さらに、独身用の1ベットルームタイプのユニットがほとんどありません。
日本でいう、独身者が住む、価格のリーズナブルな1ルームマンションというものは、シンガポールにはなかなかありません。
そのため、外国人の独身の人は、3LDKのアパートの中の1ベッドルームを借りて住んでいる人が多いです。
私の場合は、シンガポール移住した当初の6か月間だけ、3LDKの中の1ベッドルームを借りて生活しました。
それでも、家賃を900ドル(約90,000円)払っていました。
その後、ルームシェアが合わなかったので、1ルームマンションを探し、運よく見つけることが出来ました。
この時の家賃は、1,200ドルでした。
その後、同じような1ルームマンションに引っ越しもしました。
その時の家賃は、2,000ドルでした。
一人暮らしをするには、2000ドル(200,000円)以上は支払わないといけないと思います。
まとめると
家賃(1ルームマンション/古いコンドミニアム/イーストコースト地域)
- 1回目900ドル (90,000円)
- 2回目1,200ドル(120,000円)
- 3回目2,000ドル(200,000円)
シンガポールの賃貸物件では、外国人が住むのを想定して、家具ありの物件が多いです。私が住んだ家は、全部家具付きの賃貸物件でした。
②光熱費
光熱費は、だいたい月に100ドル程度でした。
コンドミニアムでは、洗濯物はベランダに干すことは禁止されていますので、乾燥機を使います。
乾燥機やエアコンを使用するので、電気量が多めになると思います。
100ドル/月(10,000円)
③食費
シンガポールでは有名なスーパーチェーンが二つあります。ここで食料品を調達します。
価格はこのような感じです。
品目 | 価格 | 日本円換算 |
牛乳1L | 3ドル | 300円 |
卵10個 | 2.85ドル | 285円 |
食パン | 3ドル | 300円 |
米10㎏ | 20ドル | 2,000円 |
サーモン(2切れ) | 12ドル | 1,200円 |
鶏肉(0.5kg) | 7.9ドル | 790円 |
牛肉(1kg) | 29ドル | 2,900円 |
レタス | 3.9ドル | 390円 |
また、シンガポールでは、日本食が手に入る日本食スーパーもあるので、日本のものは、ほぼなんでも手に入ると思います。
ただ、日本の食材は、日本の価格の約3倍程度の価格です。
シンガポールの人は、自宅で料理しないひとが大勢います。
その背景は、
- 共働きが基本であるということ
- ホーカーセンターという安くたべられる庶民のフードコートがシンガポール中のどこにでも存在するから
ホーカーセンターで食べると、一食、3ドル~5ドル程度ですみますので、自宅で料理するよりやすいのです。
私の場合も、ほとんど自炊したことはありません。ほとんどホーカーセンターで食べていましたので、
- 朝食:計3ドル ビーフンとフルーツジュース
- 昼食:計5ドル 中華飯とジュース
- 夜:計5ドル 中華飯とジュース
これを1か月計算すると食費は、
13ドル×30日=390ドル/月(39,000円)
シンガポールの一般的なホーカーセンター(フードコート)
④外食費
シンガポールは、ホーカーセンター(フードコート)以外の外食費は高いです。
普段の食事は、ホーカーセンターで安くすませますが、友人と飲みにいくときは、日本食とか日本の居酒屋とか、レストランにいくと、高いです。
日本の居酒屋にいくと、一人100ドル程度(10,000円)はかかると見といたほうがいいです。
独身の場合は、この外食費が多くかかると思います。
私の場合も、シンガポール移住時は、抑えていましたが、最後のほうは、やはり日本居酒屋が恋しくなるので、友人と夜な夜ないっていましたので、この外食費は、高くつきました。
外食費
1,600ドル/月(160,000円)
⑤その他
シンガポールは、東南アジアの中心に位置しているので、周辺には気軽にいける魅力的なリゾート地がいっぱいあります。
例えば、ビンタン島、バタム島、バリ島、ペナン島、プーケット島などなど。
シンガポールに住んでいるとついつい、これらの島にいきたくなりますので、その旅行費用が掛かってきます。
旅行費用
300ドル程度(30,000円)/月
ビンタン島
最後に、まとめると
- 家賃:900ドル/月(90,000円)~2,000SGドル/月(200,000円)
- 光熱費:100ドル/月(10,000円)
- 食費:390ドル程度/月(39,000円)
- 外食費:1,600ドル/月(160,000円)
- その他:300ドル/月(30,000円)
合計:3,290ドル/月(329,000円)~4,390SGドル(439,000円)
こうみると独身にしては、生活費にお金がかかっていますよね。
私自身独身だったこともあり、生活費をあまり節約してこなかったからです。
ただ、生活費を抑えることもできるので安心してください。
■生活費を抑える方法
生活費を抑えるには、この2点です。
- 外食費
- その他
1.外食費
毎日食費の超安い、ホーカーセンター(フードコート)で食事をすませることは可能です。
理由は、本当に多くの種類の屋台がありますし、いろいろな国の屋台がありますので、毎日食べていても楽しいですし、あきません。
私もシンガポールに移住した当時は、毎日ホーカーセンターで食べていましたし、外食したいとも思わなかったくらい満足できます。
2.その他
旅行気分を味わいたいのであれば、シンガポール内にもセントーサ島とか安くいくこともできますので、
旅行費用を抑えたい人は、シンガポール島内でも満喫することは可能です。
シンガポール セントーサ島
■生活レベルを自分で選べる
シンガポールでは、ホーカーセンター(フードコート)を利用すれば食費を非常に安くすませることができます。
ですので、ぶっちゃけ、お金を節約したいひとは、
- 13ドル×30日=390ドル(39,000円)
で一か月の食費は抑えることができるのです。
まさに、私がシンガポール移住した当初は、給料が少なかったので、この状態でした。
そしてお金に余裕ができて、外食費を増やせるようになれば、増やせばいいのです。
シンガポールでは、生活レベルを自分で選べます。
■シンガポール海外移住に挑戦するひとへ
シンガポールに海外移住をしたいけど、悩んでいるひとは、この2つの行動することをお勧めします。
- 海外転職エージェントに無料相談する
- 英語の勉強をする
1.海外転職エージェントに無料相談する
海外移住するには、シンガポールの長期滞在ビザが必要になります。そのうちの一般的なビザが、就労ビザです。
就労ビザは、シンガポール現地の会社が雇用主となり、政府に申請することで、発行されます。
つまり、海外移住するには、シンガポール現地の会社から職を得ないといけないのです。
私の場合は、海外転職エージェントに登録、日本のゴールデンウィーク中に、シンガポールで転職活動をすることにしました。
その転職エージェントにシンガポールでの滞在期間中の面接のアレンジをお願いしました。
そして無事にその間に内定を得ることができました。
まだ転職をする具体的なタイミングではない場合でも、
転職エージェントが現地でよく出る求人や就労ビザの取得難易度のタイムリーな情報をもっているので、
登録しておくだけでもメリットはあります。
私が使った転職エージェントJACのリンクはこちらです。
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2.英語の勉強をする
シンガポールに海外移住して、転職先で多忙にしていて後悔したことは、
なんでもっと英語の勉強をしなかったのだろうということでした。
はじめて海外にいくひとにとっては、この2つが同時にプレッシャーに
なってきます。
- 初めての海外でしかも、転職先の仕事を覚え、慣れること
- 英語も勉強しないといけない
英語を事前に勉強しておけば、この負担は軽くなります。
私は、現在はTOEIC935点ありますが、当時は、TOEIC400点レベルでしたので、本当にこのように思いました。
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こちらも無料で相談できますので、一度相談しても損はありません。
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■まとめ
・独身の1か月の生活費は、3,290ドル/月(329,000円)~4,390ドル(439,000円)
・お金を節約したいひとは、毎日ホーカーセンター(フードコート)で食事をすることで、食費を月390ドル(39,000円)ですますことも可能
・シンガポールでは、生活レベルを自分で選べます
・海外に強い転職エージェント →登録・相談は無料ですので、登録し情報収集するだけでもメリットありです
・おすすめ英語コーチング系学校 →無料カウンセリングを受けてみてください
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