昔から海外で働いてみたいなと思っているんだけど、海外転職で最初にすべきことはあるのかな。知りたいな。
今回は、こういった悩みに答えます。
この記事では、実際に私が新卒で入った会社を3年で辞め、27歳で海外に転職した経験をもとに、海外転職活動で最初にすべきことを解説していきます。
この記事を書いている私は、大学生の時に海外で働きたいと思うようになりました。
新卒で入った会社では海外勤務の可能性はないと判断し、3年で辞め、海外シンガポールに転職しました。
その後、日本に戻りメーカーの海外営業職を経て、現在は、シドニーに海外駐在員として働いています。TOEIC935, IELTS6.5点です。
目次
■海外転職活動で未経験のひとが最初にすべき2つのこと
結論として、この2つです。
①職務経歴書の将来版を書くこと
②他の選択肢も検討
順に解説していきます。
①職務経歴書の将来版を書くこと
まずは、自分が何をしたいのかを棚卸をし、見える化してみることが大事です。
具体的には、職務経歴書の将来版を自分で書いてみることです。
次の3から5年は、どこで、どのようなことをし、どんなスキルを身に着ける
そして、次の3年は更にステップアップをするなど。
かっこいいことではなくても、現状、ブラック企業で働いていて、海外に逃げたいひともいると思います。
でもそこで海外を転職先に選ぼうとおもったのは、なにか理由があるのではないのでしょうか。
次こそは、ブラック企業以外の優良企業で働けるように、英語を話せるようなスキルを自分自身にみにつけたいと心のなかで思っているかもしれません。
また、ある人は、新卒の就職活動では自分の希望の会社に入れなかったので、3年後には、その会社に入れるようにするために、海外でのビジネス経験を積んで、キャリアアップすること。
その為に、海外転職をしてやるぞということかもしれません。
人それぞれ、海外を転職先にしたということは何かしらの思いがあると思いますので、海外転職する前に、職務経歴書の将来版を書くように、この成し遂げたいことを整理して、書き留めていくことをお勧めします。
そして、これを毎日見返すことで、目標を忘れずそれに向かって進むことができ、成し遂げることができるのです。
②他の選択肢も検討
海外への転職は、会社から海外へ派遣される海外駐在員と違い、自分の意志によるものです。
海外へ転職した後で、つらいことがあった時、思い通りではなかった場合でも、
後悔しないように、自分自身、さまざまな選択肢を検討した結果、海外転職することが自分で最善の方法だと思って行動したとおもえるようにしておきましょう。
いろいろ検討した結果、いまの会社に残り、仕事を頑張って、将来自分が成し遂げたいことをしてもいいのです。
だめなのは、呆然と海外で働いてみたいなあと思いつつ、忙しい毎日の仕事で没頭され、何も行動しないことです。
あとになって海外転職したかったなと後悔することです。
海外転職に年齢制限などありませんが、年齢を重ねるごとに、結婚したり、子供ができたりすると自分一人の決断だけでは動けなくなります。
20代の若い内から是非、いろいろな選択肢を検討してみて、後悔しないようにしてください。
□体験談
私の場合は、大学時代から海外で活躍したいと思っていて、就職活動でも海外勤務の可能性がある専門商社に入社しました。
しかし、配属先が、自分の希望する海外関連の部署ではありませんでした。
それでも、希望を捨てず、石の上にも3年ということで、社会人経験、営業経験を身に着ける為に、3年はがんばろうとやり切りました。
3年後、このままこの会社で働いていても、海外勤務はないと見切りをつけ、27歳でシンガポールに海外転職しました。
その時の目標は、次の3年間で英語力と海外ビジネス経験を身に着け、30歳で日本に戻り、海外勤務の可能性のある会社に転職することとしました。
3年が7年に伸びてはしまいましたが、結果、希望通りのスキルを身に着け、日本で希望通りの転職ができております。
■海外転職に必要な能力
結論として、海外転職に必要な能力はこの2つです。
①行動力
②結果をもとめる力
順番に解説していきます。
①行動力
海外転職は、海外勤務経験がなくても、英語がはなせなくても、行動力(やるき)があればOKです。
自分自身で行動し、求人情報を積極的に取りにいき、面接にも果敢に挑戦するひとであれば、海外転職はできます。
海外現地で日本人を求人している仕事はいっぱいありますし、未経験OKの求人もいっぱいあります。
要はそういう情報を自分で行動して積極的に取りにいくかどうかです。
ですので、未経験のひとですとか、現時点で英語が話せない人でも全然大丈夫です。
だめなひとは、待ちのひとです。やると決めたら行動しましょう。
あと面接の際は、このやるきが重要です。
日本では転職では同じ業界とか同じ職種ではないと転職が厳しいとかありますが、海外にある日系会社の日本人採用では、やる気があれば業界未経験でも、職種未経験でも採用されています。
ですので、この海外転職の際に、自分のいま働いている業界ではなく、違う業界で働いてみたいひとは、是非海外で違う業界に挑戦してみてください。海外では自分の可能性を狭める必要はありません。
②結果をもとめる力
最終的に海外転職をするときめたら、なにがなんでも結果をだすと思える人が、成功します。
今の仕事をしながら、海外転職活動するということは、非常に負担がかかりますし、海外で実際に面接にいくようなときは、その国での滞在時間が限られていると思います。
そうした不利な環境のなかでも、絶対に転職先を決めてやるという力があれば、この海外転職にかぎらず、転職先でも結果がでるひとだと思います。
□体験談
いまであれば、海外での面接は、オンラインでしてくれる会社も多いのではないかとおもいますが、私がシンガポールで転職活動した際は、現地で面接をしてもらうしかありませんでした。
当時、働きながら転職活動をしておりましたが、日本のゴールデンウイークの期間を利用し、実際に初めてシンガポールに滞在しながら、面接をしてました。
結果、無事に内定をもらって日本に戻ることができましたが、当時は、未経験で英語力もなかったので、本当に行動力とやるきをみせれたことで、結果が出せたと思います。
■まとめ
結論として、未経験の人が最初にすべき2つのことはこの通りです。
①職務経歴書の将来版を書くこと
②他の選択肢も検討
そして、海外転職に必要な能力は、この2つです。
①行動力
②結果をもとめる力
毎日の仕事に忙しくて、昔から海外で働いてみたいなあ、英語が話せるようになってなになにしたいなあともやもやしているひとは、この機会に是非、このままでいいのか、本当に後悔しないのか考えてみてください。
転職エージェントに登録し、自分の希望する求人情報を伝えておけば、定期的にメールで海外の求人情報がもらえます。
海外の実施の求人情報を知ることで、自分の目標像が具体的になってくるかもしれませんし、やる気がでるかもしれませんので、登録することをお勧めします。
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