将来は海外で仕事をしてみたい人「将来は海外で仕事をして、生活をしてみたいな、しかし、実際にはどの国に転職すればいいのかな、
おすすめの国はあるのかな、実体験の話を聞いてみたいな」
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、新卒で入社した専門商社を3年で辞め、シンガポールに海外転職しました。
その後、日本で再就職し、その会社のオーストラリア現地法人に海外駐在員として派遣されました。
現在も同じ会社に勤務しております。海外在住歴は、シンガポールに7年、オーストラリアに9年の計16年間です。
今回は、私が実際に海外転職した国である、シンガポールとオーストラリアでの実体験に基づき、おすすめの国を解説していきます。
この記事を読んでいただければ、海外転職でどの国にすればよいか、国選びのポイントがわかるようになります。
目次
■海外転職 おすすめの国 【国選びのポイント】
私が実際に海外で転職し生活してきた経験から、下記が国選びのポイントだと思います。
□仕事面でのポイント
1.日本人向けの仕事があるか
日本人が現地で転職できる一番可能性が高いのは、日系企業だと思います。
日系企業が多く進出している国では、日系企業間の取引も多い為、日本人営業マンの職や日本人社長を補佐する職などで日本人を現地で雇用する需要はあると思います。
日系企業が多く進出している国を選ぶことです。
2.言語は大丈夫か
現地の日系企業に転職する場合は、日本語で仕事をする場合が多い為、その国の言語をはなせなくてもなんとかなるとは思います。
しかし、その国で仕事と生活をしていく上では、やはりその国の言語に最低限興味がないと長続きできないと思います。
言語が自分にあっている国を選ぶことです。
3.就労ビザは取れるのか
仕事が獲得できても、就労ビザが下りないとその国では働けません。
就労ビザに関しては、その国の方針によって就労ビザの難易度は年々変わりますので、最新の情報を転職エージェントに確認してください。
就労ビザを取得できる国を選ぶことです。
□生活面でのポイント
1.治安
治安が悪いと安心した生活が送れません。治安のよい国を選ぶことです。
2.生活環境
現地の日本人がどのような住居にすんでいるのか、どのような家賃なのか、物価も確認したほうがいいですね。
食生活においても、日本食が売っているスーパーがあることがのぞましいです。
3.移動手段
移動手段がどういったものがあるか。車を運転できない人は、車社会の国にいくとどこにいくにも不便になってしまいます。
移動手段である電車、バス等が整備されている国を選んでください。
□その他のポイント
1.日本との時差
日本とよくやり取りしないといけない人は、時差も考えた国選びをしてください。
2.子供の教育環境
家族で行く場合は、子供の教育環境も事前に調べたほうがいいと思います。
現地校なのか、インターなのか、日本人学校なのか。子供にバイリンガル教育するのか、どうかなど、目的にあった国選びが必要です。
いろいろな点で国選びのポイントを書きましたが、まずは仕事がないと転職もできませんので、仕事面でのポイントを優先的に考えてみて下さい。
■海外転職 おすすめの国 シンガポールとオーストラリア
結論として、シンガポールとオーストラリアが、私のおすすめの海外転職の国ではあります。
なぜなら、シンガポールは、7年住んでいたのと、オーストラリアは、現在も在住で9年間住んでいて、永住したいくらい住みやすいからです。
下記に実体験に基づき解説します。
□体験談:シンガポールの場合
-仕事面でのポイント
1.日本人向けの仕事があるか
シンガポールは、東南アジアの拠点として位置付けられており、多くの日系企業(中小企業から大企業迄)や外資系企業が進出しています。
その為、日本人向け求人も日系企業だけではなく、外資系企業でも仕事を見つけることが可能です。
私は、日系企業と外資系企業の両方の現地採用を経験しました。シンガポールは、駐在できている日本人のほうが多いと思います。
2.言語は大丈夫か
基本は、英語です。
この英語はシングリッシュといって特殊な英語ですが、日本人からすれば分かり易い英語だったと思います。
3.就労ビザは取れるのか
私が働いていたころは就労ビザの取得は、問題ありませんでした。
私は、外資系企業に転職した後に、永住ビザも申請しました。
これも無事に取得できた経験があります。現在のビザ状況は転職エージェントに確認が必要です。
-生活面でのポイント
1.治安
治安は日本よりいいです。夜中に一人であるいていても問題ありません。
2.生活環境
日本人はコンドミニアムという、プールやテニスコートがついたマンションに住んでいます。非常に住みやすく、快適で、日本食の入手も問題ありません。
3.移動手段
バス、電車が豊富にあります。
そしてタクシーも安いので、気軽な移動手段となっておりますので、移動手段に困ることはありません。
会社から顧客への営業もすべてタクシーで移動していました。逆に車は、非常に高いので保有が困難です。
-その他のポイント
1.日本との時差
日本より1時間遅いだけですので、日本との連絡には困ることはありませんでした。
距離も飛行機で6時間なのであっという間に一時帰国できます。
2.子供の教育環境
シンガポールに住んでいた時は、独身だった為、子供の教育は必要ありませんでしたが、シンガポールには、日本人学校、インター、現地校全部ありますので、選べます。
□体験談:オーストラリアの場合
-仕事面でのポイント
1.日本人向けの仕事があるか
日系企業が多く進出しております。
しかし、特に大企業が主で、中小企業でオーストラリアに進出している日系企業は少ないと思います。私は、日系企業の駐在員として勤務しています。
永住目的の永住権を保有している日本人が現地採用で働いているケースが多いと思います。
2.言語は大丈夫か
英語ですので、問題ありません。
3.就労ビザは取れるのか
雇用する企業がスポンサーとなり、ビザを申請すれば就労ビザを取得することは可能です。
ただ、企業は、スポンサーと就労ビザ申請の為に、お金を支払わないといけません。
一方、もし企業が、永住ビザをもっている日本人を雇用すれば企業はビザの申請費用を支払わないですむので、企業は永住ビザ保有の日本人の雇用を優先します。
その為、就労ビザや永住ビザを持っていない人は、仕事を獲得する際に不利になります。
-生活面でのポイント
1.治安
日本と同様に良いです。
2.生活環境
永住の日本人は、現地人にとって一般的な庭付きの一軒家にすんでいる人がおおいです。
永住以外の日本人は、シンガポールほど豪華ではありませんが、プールがついた高層アパートに住んでいる日本人が多いです。
日本食のスーパーやアジア系のスーパーが多くありますので、日本食の食材は問題なく入手できます。
3.移動手段
電車とバスがシティー周辺では多くあります。
シティー近郊に住むのであれば、電車やバスでそんなに不便しないとは思います。
ただ国自体が広い国ですので、一家に一台は車があったほうが有意義に生活できます。
-その他のポイント
1.日本との時差
オーストラリアの夏時間では、日本より2時間、オーストラリアのほうが早く、冬時間では、1時間のみオーストラリアのほうが早いです。日本とのやり取りは問題ありません。
2.子供の教育環境
英語を話せるようにするには、現地校へ、日本語を話せるようにするなら日本語学校と選べます。
■海外転職した後のことも考える
海外転職できた後に目的を失わないように、海外転職する際には、転職した後の目標も決めてから行動したほうがよいと思います。
その国で永住してよりよい生活を目指すのか、それともその国でキャリアアップを目指し、何年後には、日本に戻るのか等。
海外転職した後のことを明確にすることで、その国で有意義に過ごすことができると思います。
海外転職を通してよりよい人生を手に入れて下さい。
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