海外移住

海外移住で失敗する人の5つの勘違い【ワーキングホリデーの現実】

海外移住で失敗したくないひと、

 

ワーキングホリデーを利用して海外移住しようか悩んでいる人。

 

今回は、こういった人向けに私が海外在住してきた中で、ワーキングホリデーをしている人から聞いた話をしていきます。

 

この記事を読むことで、ワーキングホリデーの現実を知ることができ、

 

ワーキングホリデーに行く前にどのような準備をするのか、

 

また行ってからしたほうがよいことがわかります。

 

この記事を書いている私は、新卒で入社した会社を3年で辞め、27歳の時に、シンガポールに海外移住しました。

 

現在は、オーストラリアのシドニーで海外駐在員として働いております。

 

シンガポールとオーストラリア両方で永住権を取得しました。

 

TOEIC935, IELTS6.5点です。

■海外移住で失敗する人の5つの勘違い【ワーキングホリデーの現実】

今回は、海外移住する方法の一つとして、ワーキングホリデーを利用する方法があります。

 

私はこの方法を利用したことはありませんが、海外に住んでいると、ワーキングホリデーを利用して海外移住してきた人に話しを聞く機会があります。

 

充実している人がいる一方で、理想と現実が違っていたというひともいます。

 

そういうひとたちの勘違いについて書いていきます。

勘違いとは、この通りです。

 

1.住むだけで英語ができるようになる

 

2.オフィスで働ける

 

3.ネイティブの友人ができる

 

4.シェアハウスでの楽しい生活

 

5.お金はなんとかなる

 

順に解説していきます。

1.住むだけで英語ができるようになる

ぶっちゃけ、海外移住して海外生活をしていたら自然と英語ができるようになると思っている人は多いのではないでしょうか。

 

実際は、そんなに甘くはありません。

 

英語を実践で聞いたり、話したりする環境は、手に入れることはできます

 

しかし、自分で英語の勉強をし、その勉強したことを実際に話したりすることで英語ができるようになるのです。

 

しかも、ワーキングホリデーは、1年間しかありません。この限られた期間の中で、英語ができるようになるには、自分で勉強しないといけません。

 

2.オフィスで働ける

ワーキングホリデーは、海外で学びながら、働くこともできる特別なビザです。

 

海外で働けるということで、海外のオフィスで働けるように想像するひともいますが、実際にワーキングホリデーの多くの人が職を得るのは、日本食レストランです。

 

日本食レストランでも海外ですので、現地の人を相手に接客できるので、いい経験になると思いますし、

 

英語ができない人にとっては、まずは日本人がいる日本食レストランで助けてもらいながら海外で働けるので、非常にいいのではないでしょうか。

 

ただ、オフィスで働きたいと思っている人は、そういう職を得るには非常にハードルが高いので覚悟したほうがいいとおもいます。

 

オフィスではなくても、現地のおしゃれなカフェやレストランで働きたいと思っても、日本人にはハードルが高いです。なぜなら、英語が話せないからです。

 

3.ネイティブの友人ができる

ワーキングホリデーでは、英語を学ぶために、語学学校にいくひとも多いですが、

 

そこでは、友達はできるかもしれませんが、ネイティブの友達はできません。

 

語学学校にいくひとはみんな外国人だからです。

 

そして、アルバイト先も、日本食レストランで日本人が多い仕事となりますので、簡単にネイティブの友達はできないと思っていたほうがよいです。

 

4.シェアハウスでの楽しい生活

海外では、日本のような一人暮らし用のワンルームマンションがないので、

 

ワーキングホリデーのひとは、一つのアパートや一軒家をシェアして生活することになります。

 

日本でもシェアハウスが話題になったことでテレビでもとりあげられていることから、楽しい生活が送れると思っていると思います。

 

ただ、自分一人の部屋があれば、まだいいと思いますが、オーストラリアでは、それでも家賃が高いので、一つの部屋を2~3人でシェアしているひとも多いです。

 

これは、短期間ならなんとか大丈夫のようですが、長期的には、きついみたいです。

 

リビングでみなで楽しく生活できるかもしれませんが、自分の部屋もないことを理解しておく必要があります。

 

5.お金はなんとかなる

ワーキングホリデー前に実際に現地でかかる費用を考えていないと、お金がなくなり、ずっとアルバイトしないといけなくなります。

 

実際の現地の費用は、日本と比較して高いです。(特にオーストラリアでは)。

 

-語学学校費用も高い

-家賃は高い

-食費も高い

 

こういった状況により、毎日アルバイトせざる負えない状況になり、ワーキングホリデーが終わってしまいます。

 

せっかくのワーキングホリデーなので、観光、就学、就労のどれも楽しみたいですよね。

 

いろいろとネガティブなことを書きましたが、ワーキングホリデーを否定しているのではなく

 

こういったことを覚悟したほうが、

 

ワーキングホリデーを更に楽しめるのではないかと思ってかいています。うらやましいです。

 

■ワーキングホリデーの前に準備すること

このような現実を踏まえたうえで、理想のワーキングホリデーにするために、日本で事前にしておけばいいことは、この2つです。

 

1.英語勉強

英語が多少でも話せれば、職をじっくり選ぶこともできますし、おしゃれなカフェではたらくことができるかもしれません。

 

そしてなにより、現地でも英語を勉強し、そして勉強したことを実際に仕事で実践することで英語が伸びますので、

 

日本で、英語勉強の習慣づけておくことがベストです。

 

2.貯金しておく

現地で数か月仕事をしなくても、生活できていけるぐらいの貯金があると、こころが安らぎます。

 

お金と心に余裕があれば、自分のした職種をじっくり探すこともできますし、仕事以外にも現地で観光や勉強などに時間を割くことができるようになります。

 

■ワーキングホリデーを開始した後にしてみること

理想のワーキングホリデーにするために、現地でしてみること

 

1.インターン応募

英語が少しでもできるようになれば、レストランでのアルバイトではなく、オフィスで働くのもいい経験です。

 

ワーキングホリデーでオフィスで働くのは、ハードルが高いですが、無理ではありません。

 

現地にインターンを紹介する日系の業者がある場合が多いので、是非問い合わせてみてください。

 

無給と有給のインターンがあります。有給のインターンはさらにハードルが高くなります。

 

お金に余裕があるひとは、短期間でも無給インターンすることでよい経験が得られるかもしれません。

 

2.現地の人と同じ趣味/習い事

現地のネイティブの友達を作る方法の一つとして、現地人と同じ習い事をする方法があります。

 

例えば、ダンス教室、ヨガ教室とか、何かの教室に参加することです。

 

現地人が普段通うところにいくことで、現地人と友達になれる可能性が高まります。

 

私の場合、シンガポールに住んでいたころはサルサダンスの習いごとで、現地人の友達を多くつくれました。

 

3.ラングイッジ交換パートナーを作る

現地人のラングイッジ交換パートナーをつくることで、現地人と友達になることもできますし、英語も上達できます。

 

現地人で日本語を習いたい人に、日本語と教える代わりに、その現地人から英語を教えてもらうやりかたです。

 

定期的に場所と時間を決めてあることで、英語の勉強の習慣づけにもなります。

 

■まとめ

・海外移住で失敗する人の5つの勘違い【ワーキングホリデーの現実】

 

1.住むだけで英語ができるようになる

2.オフィスで働ける

3.ネイティブの友人ができる

4.シェアハウスでの楽しい生活

5.お金はなんとかなる

 

・ワーキングホリデーの前に準備すること

 

1.英語勉強

2.貯金しておく

 

・ワーキングホリデーを開始した後にしてみること

 

1.インターン応募

2.現地の人と同じ趣味/習い事

3.ラングイッジ交換パートナーを作る

 

 

ワーキングホリデーが充実できるように、頑張ってください。

 

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tana

たなかけ夫婦の夫です。シドニーに住むサラリーマンで、英語ゼロ、20代で海外就職して以来、キャリアの大部分を海外で過ごしてきました。過去11年間はシドニーに在住し、それ以前は7年間をシンガポールで過ごしました。シンガポールとオーストラリアで永住権を取得し、英語はTOEIC935点、IELTS6.5点になりました。休日は、子供たち3人のイクメンです。

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