オーストラリアに海外移住したいとずっとおもっているんだけど、実際の生活費はどのくらいかかるのかな。
今回は、こういった悩みに答えます。
この記事を読むことで、実際に私がいまオーストラリアに住んでいる1か月の生活費を知ることができます。
この記事を書いている私は、大学生の時に海外で働きたいと思うようになりました。
新卒ではいった会社では海外勤務の可能性はないと判断し、3年で辞め、海外シンガポールに転職しました。
その後、日本に戻りメーカーの海外営業職を経て、現在は、シドニーに海外駐在員として働いています。
シンガポールとオーストラリア両方の永住権を取得しました。
TOEIC935, IELTS6.5点です。
目次
■【1か月の生活費を大公開】オーストラリアへ海外移住
現在は、私は、妻、子供3人(9歳、5歳、3歳)の合計5人で
オーストラリアのシドニーの都心部から車で20分北にいったところに住んでいます。
生活費を計算した項目はこの通りです。
①家賃
②光熱費
③インターネット費
④食費
⑤学費
⑥外食費
結論としては、実際の1か月の生活費は、 8,250豪州ドル/月(742,500円)です。
(1豪州ドル=90円)
順に解説していきます。
①家賃
オーストラリアの中でもシドニーが一番不動産の価格が高いです。
シドニー→メルボルン→ブリスベンの順で安くなります。
そのシドニーの都心(シティ)から車で20分のところにあるチャッツウッド住んでいます。
この辺りは、日本人や中国人のアジア系の人が比較的多い都市となっていて、ショッピングセンターもあり、
この辺りですべてがまかなえます。シティーに行く必要はなく、便利な地域です。
このあたりの家賃は、アパートでこのような感じです。
2ベッドルーム:3,300豪州ドル程度(29万円)
3ベッドルーム:4,000豪州ドル程度(36万円)
セキュリティーのありなし、プール、ジムなどの設備の有り無し、で賃貸価格は変わってきます。
私たちが実際に支払っている家賃は、この通りです。セキュリティーとプールがあるアパートとなります。
4,100豪州ドル/月(369,000円)
賃貸物件では、家具なしの物件が一派的です。家具は自分たちでそろえる必要があります。
②光熱費
水道料金は、私たちのアパートの場合、家賃に含まれています。これは、個別の水道メーターがないためです。
ガス、電気に関しては、3か月に1回、請求がきますが、各300~500豪州ドルくらいです。
夏、冬のエアコンを使う時期が、多くなります。
平均をとって、ガス、電気を合わせて、
300豪州ドル/月(27,000円)
③インターネット費
30-60ドル/月が一般的なインターネット費用となります。
実際に支払っているのは、この通りです。
40豪州ドル/月(3,600円)
④食費
オーストラリアでは、2大スーパーであるWoolworthとColesという2大スーパーがあり、ここで食料品を購入しています。
シドニーでは、日本食が手に入る日本食スーパーやアジア系スーパーもあります。
日本の食材は、日本の価格の約3倍程度の価格です。
品目 | 価格 | 日本円換算 |
牛乳1L | 1.29豪州ドル | 116円 |
卵12個 | 4.5豪州ドル | 405円 |
食パン | 3.4豪州ドル | 306円 |
米10㎏ | 30豪州ドル | 2,700円 |
サーモン(2切れ) | 11豪州ドル | 990円 |
鶏肉(1kg) | 14豪州ドル | 1,260円 |
牛肉(1kg) | 20豪州ドル | 1,800円 |
レタス | 2.5豪州ドル | 225円 |
1か月の食費は、
1,600ドル程度/月(144,000円)
⑤学費
小学校は、公立と私立があり、公立は、オーストラリア市民や永住ビザ保持者は、無料です。
私立は、5,000ドル/年~20,000ドル/年(45万~180万円)まで幅広くあります。
7歳の息子は、カトリック(私立)に行っていますので、5000ドル
416豪州ドル/月(37,440円)
オーストラリアは、保育園は非常に高いです。
地域によっても異なりますが、今は、時間が若干身時間タイプの保育園で一日135豪州ドル支払っています。
135豪州ドル/日 ×2日/週=1,215豪州ドル/月(109,350円)
あとは、習い事ですが、
シドニーには、公文式、七田式とかもあります。七田式は、45分で60ドルかかります。
100ドル/月(9,000円)
学費の合計1,731豪州ドル(155,790円)
⑥外食費
基本は、自炊していますが、毎週末は、ビーチや公園にいきます。
その際のランチ代で、60ドル/日程度はかかります。
480豪州ドル/月(43,200円)
これをまとめると
①家賃:4,100豪州ドル/月(369,000円)
②光熱費:300豪州ドル/月(27,000円)
③インターネット費:40豪州ドル/月(3,600円)
④食費:1,600ドル程度/月(144,000円)
⑤学費:1,731豪州ドル(155,790円)
⑥外食費:480豪州ドル/月(43,200円)
合計:8,250豪州ドル/月(742,500円)
■生活費を抑える方法
生活費を抑えるには、この2点です。
①家賃
シドニー都心部から離れることで、家賃を抑えることができます。
特にシドニー都市部から西の内陸部にいくと、安くなります。
西のほうは、現在再開発中で、新しい空港もできて便利になりますので、西のほうでも今後不動産が高くなってくることが予想されますので、結果、家賃も上がってきてしまいますが。
②学費
保育園が高いです。ただ、永住権がとれれば、補助金が政府がでます。
永住権が取れるまでは、保育園に行く回数を制限して保育園費用を抑える方法はあります。
■生活費も高いが、給料も高い
日本での生活費と比較して、高いなとおもったかたも多いと思います。
ただ、オーストラリアは、生活費も高いですが、給料も高いのです。
その根拠は、オーストラリアの最低時給です。
豪州の最低時給は、なんと21,38豪州(1,924円)/1時間です。
これは、世界一高いです。
日本の最低時給の東京985円と比較しても、2倍、鹿児島の761円とすると2.5倍です。
オーストラリアの給料は、日本の2倍~2.5倍になるということです。
そう考えると、この生活費はそんなにも高くはないのかなと思えるかもしれません。
■まとめ
・家族5人の実際の1か月の生活費は、 8,250豪州ドル/月(742,500円)
・家賃と学費を抑える方法はあり
・豪州の最低時給は、なんと21.38豪州ドル(1,924円)/1時間
・その為、収入も日本の2倍~2.5倍
-
海外就職に強い転職サイト・転職エージェント3選【辞める前提で選ぶべき】
海外就職したい人。 「海外転職したいと思っているんだけど、海外転職でおすすめの転職エージェントを教えてほしいな。あと、事前に失敗しない注意点とかコツとかも知っておきたいな。」   ...
続きを見る
-
-
【簡単に選べる】目的別おすすめ英語コーチング学校4校:無料あり
おすすめの英語コーチング学校が知りたい方向けの記事です。 英語コーチング学校は、人気があり需要が高まっていますが、検索をするといっぱいでてきますね。。。 そんな中で今回は、 ...
続きを見る